お金に直結しない文化的な活動ってなんの役に立つのか。
それはたくさん、きっと一晩や二晩では語り尽くせないほどある。
でも最近ふと気づいたひとつは、歳とることを肯定できるようになるということ。
沢山体験する内に、面白味がじわじわと増してくる。
例えば音楽や踊りなどは、自分がやるのはもちろん、見ているだけでも以前は気づかなかった味わいに気づくようになる。
それにはどうしたって時間がかかる。
だから、体は衰えていってもまだまだこれから面白いぞと思える。
まだまだこれから面白い、てめっちゃ嬉しくないかい。
もし何のことやらピンとこない人は、とにかく試してみて。そして何年かは続けて欲しい。
青二才が言っても説得力ナシナシだろうけども、本当だから。
いつかすべてとさよならする日が来るのなら、みんなが最後まで楽しい方がいいし、そういう人が増えたら、チープなゴシップや宣伝に惑わされにくくなくなるんじゃないかな。
もどかしいようだけど、そういうことが必要なんじゃないかと改めて思う。